2月26日(土)
晴れ
CAN'T STOP MAKING SENCE
待つこと、絶つこと、信じること。
これさえ守ればなんとかなると思っていた。
たとえ会うことができなくても
風の便りか、ゴシップか、テレパシーで
ホントの気持ちが伝わるような気がしていた。
苦しんだ分だけ報われる?
受難プレイを生け贄にした他力本願。
今でもちょっと祈ってる。
夜、チャンチキでKちゃんのバースデー。
またもや美男美女がひしめきあう。
チキンバルに集まるだけあって
みんなムチムチの肉直系だ。
ミスト状のフェロモンが噴出し
すれ違うたびくらくらする。
自分の薄い胸板を両手で隠しつつ
ダイソン並の深呼吸。
スーハー(ハート)
しかし、真実はふいにやってくる。
カウンターでビールを飲んでいると
置物の船長がカタカタと震え出し
にやりと笑い突然しゃべりだした。
シラネーノハオマエダケダ
シラネーノハオマエダケダ
シラネーノハオマエダケダ
耳をふさいでも聞こえてくる。
目を閉じても木彫りのほうれい線がせまってくる。
こんな時に頭をよぎるのは
楽しかった思い出ばかりだ。
カウンターのすみにうずくまり
悪夢が去るのをじっと待つ。
心臓が激しく脈打ち、嫌な汗が流れ続ける。
鼻孔の吸引力を最大にして
スーハーと深呼吸し続けるしかなかった。
(いい香り〜)
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