1月30日(日)
晴
That's the way.
昨夜、NOINONEの練習が終わった後
その足で彫あい宅におじゃました。
彼はちょうど包丁を研いでいるところだった。
濡れたキッチンには
茶色い砥石と研ぎかけの刃物が置いてあった。
「この砥石、5,000円もするんだ」
それを2個買ったという彼の顔には
深いほうれい線が刻まれていた。
アジアカップ決勝戦を鑑賞。
巨大BRAVIAの前に鎮座するのは
名将ホッチョローニ監督だ。
片手に包丁、片手に砥石を握りしめている。
「リップルッ リップルッ」
監督からのゲキが飛ぶ。
「荒砥から中砥にチェンジだっ」
この采配が功を奏したのか
日本は濠太剌利をくだし見事優勝。
ホッチョローニ監督も安堵したようで
心なしかほうれい線が深まっていた。
胃痛の朝を運命に助けられ、夕方、髪を切りに行く。
しかし思い通りの髪型にはならなかった。
「くいっと刈り上げて」と頼んだのに
凸凹の散切り刈り上げになっていた。
こういうとき、文句がいえない。
襟足をさすりながら家に帰った。
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