10月14日(木)
晴れ
ハワイ6日目 「LAST DAY」
あっというまに最終日。
ブルーバスでマグロのランチを食べ、ビーチに移動。
昨日の初体験で全身筋肉痛のため
動物園の芝生で金髪ギャルを眺めながらストレッチ。
ピンクとグリーンのおそろいのビキニを着たラテン系美女に
思わず股間もストレッチであった。
ガチガチの肩胛骨がゆるんだところでカパフル通りにある古着屋へ。
ビンテージやレプリカのアロハシャツを眺め、東インドの手織りラグだけ購入。
荷物になるし、インドだし、なぜ買ったのかは未だWHY。
15:00、2度目のサーフスクールがスタート。
今日は軽めのボードを借り、自力でトライすることに。
一応コーチがタイミングを教えてくれるが、パドリングが弱すぎて波に追いつけない。
ああでもないこうでもないと考え込んでいたら、ポジションが前のめりになりすぎて頭から落下。
珊瑚にまさかの脳天激突? と思うやいなや、ボードの先端が顔面に飛んできた。
頬を擦った程度で済んだものの、びっくりしすぎてしばしフリーズ。
サーフィンとはかようにワイルドなスポーツなのである。
「パドパドパドパドパドパド、、、、スタンダープ!」
鬼軍曹のかけ声を背中に受け、ふんがーふんがーと漕ぎまくる。
失敗すると「モアパワー!」と野次られるので
バタフライスタイルに切り替え、肩がきしむくらいフルマッチョ。
するとどうでしょあら不思議、いとも簡単に乗れてしまった。
鬼軍曹がいきなり愛おしくなる。
あいらびゅーサー。
ついに独り立ちでピンコ立ちなトロピカルタイムが到来。
小さな波ではあるものの、自力でサーフィンできるのが最高に気持ちいい。
力を抜くコツもつかめてきて、テイクオフがどんどんラクになっていく。
ボードの上で移動してみたり、切り返しの案配を試してみたり
夢中で乗りまくっていたらあっというまに夕暮れになってしまった。
最後はコーチに手伝ってもらいビッグウェーブに挑戦。
スピードとパワーが全然違う。
今までが「スイッ」ならこれは「グウィーーーンッ」。
うまくテイクオフし、岸辺までロングライディングできたときは
射精したんじゃないかと思うくらい完璧に満たされていた。
ありがとう、波!!! ナイスエクスタシー!!!
大満足のサーフィンを終え、夕暮れのビーチで気怠いひととき。
スタバで買ったチョコドーナッツとアイスコーヒーをちびちびやりながら
真っ黒に日に焼け、水のしたたる自分にうっとりする。
あまりにうっとりしすぎて母にメール。
「母さん、俺、今、ハワイにいるんだ…」
アロハな家族愛と金色の海に包まれて本日2度目のエクスタシー。
なんだかすべてがうまく行くような気がしてきた。
のもつかの間、日本から仕事の電話。
一気に現実に引き戻される。
メールを見た方がよさそうだったので、PCを充電するためアップルストアへ。
社長からは「スケジュール、激的にハードです」とメールがきていた。
ああそうですか。
充電とメールチェックでもう21時過ぎ。
日本に帰ってからでも間に合ったのではないだろうか、とは考えないようにした。
夕飯はホテルの近くの韓国料理屋で食べようと思っていたのに、すでに閉店。
もう一軒目星を付けておいたステーキ屋に行ってみるも、ここも閉店。
どうやら定食系の店は21時で閉まるようだ。
最後のディナーが一気に怪しくなる。
とりあえず一度ホテルに帰り
明日の朝のピックアップバスがちゃんと予約できているかフロントに確認。
すると嫌な予感が的中。まったく予約できてなかった。
「15日金曜日、10:00のフライトに間に合うよう、バスをアカウントしてくれ」
紙に書いて20回くらい念を押したのに…。
空腹も手伝ってイライラがピークに達する。
むしゃくしゃしてきたのでスーパーへ買い出し。
しかしろくな弁当が残っていない。
変なパスタとスパムにぎりを買い、とぼとぼホテルへ引き返すしかなかった。
不味い上に油っぽいので半分も食べられず。
もういいや、買っておいた酒でも飲むか
と、ボトルオープナーをフロントにたのんだら
「ライターで開けろ」と一蹴された。
うーん。
アスピリンをかじりながら荷造りをしているうちに1:00。
夢が叶いそうになる夢を見ました。
明日は5時起きで帰国です。
0 件のコメント:
コメントを投稿