スットコドッコイ玉砕の巻

1月25日（日）に書きたかったこと

新宿ゴールデン街には

ミュージシャンの大先輩がたくさんいらっしゃいます。

矢沢●吉のバンドでギターを弾いてた人とか、

伝説の外タレの前座でギャンギャンやってた人とか、

そんなレジェンド級の方々が夜な夜な酔っぱらっている横町です。

で、なぜか自分がサポートドラムで呼ばれました。

理由は「酒が飲めて、言うことを聞くから」とのこと。

ドラムの腕は関係ないそうです。

はい。まったくその通りでございます。

んで、日曜にライブをやってきました。

曲目は往年の名曲のカバーです。

VIbratorsの【yeah yeah】

iggypop&stoogesの【searchi&destroy】

David Bowieの【ziggy stardust】

generation xの【ready steady go】

Joan Jett & The Blackheartsの【Do You Wanna Touch Me? (Oh Yeah)】

Billy Idolの【Speed】

恥ずかしながら一曲も聴いたことがありません。

だってヒップホップとハウスとトランスしか通ってないんですもん。

でもせっかくやらせていただけるわけですから

懸命にコピーしてブレイクとかもヒーヒー言いながら覚えました。

iggypop&stoogesの【searchi&destroy】なんて

iTuneの再生回数上位に食い込むくらい聴きましたよ。

当日も、出番直前まで借り物のiPodで曲の構成をおさらい。

だらしない自分にしてはだいぶ努力したし

ボーカル聴いてればだいたい分かるだろうなんて高を括ってました。

余裕でビールとか飲んじゃってました。

が、、、、運悪く、

ステージの返しが悪くてたよりのボーカルがまったく聞こえない。

口をパクパクしてるのは見えるけど

どこをどう歌ってるのかさっぱり分からない。

いつブレイクを入れればいいのかもさっぱりつかめない。

なので1曲目からもはや即興。

よく分からないセッションに突入しました（自分だけ）。

終わったら脂汗でドラムセットの下に水たまりができてました。

打ち上げの時、

「タム回しがさあ、スットコドッコイドッコイショーって聞こえたよー」

って大先輩から言われました。

はい。まったくその通りでございます。