電車のシートはなぜ布製なのか。
この時期、乗客のオイニーがたっぷり憑依しておりまことに臭い。
プシュッとドアが開いた瞬間
「まさか…ココに…イン…?」と三段階でたじろぐほどである。
私のような虚弱体質では一日に何度もこの荒行に耐えることは不可能だ。
公共の交通機関としてはこのような虚弱市民にもご配慮いただき
できることなら定期的にスプリンクラー方式で
車内にファブリーズ等の除菌物質を散布していただきたい。
もしくはスメル憑依防止シートに交換していただきたい。
いずれにせよ、クリアな空気がシェアできる
「安心」な空間を保っていただきたいのである。
この小市民のささやかな安心を脅かす
スメリーな現状は周知の事実にもかかわらず
あまりに皆さま我慢強いご様子なので
私が勇気を出して申し上げることにしよう。
思うに、この一歩を踏み出すかどうかが
今後の日本の在り方に関わるのだ、と。
確かに車内のスメル防止程度では「小さな除菌」レベルかもしれない。
しかし、ここから端を発した瞬間除菌技術が大きく発展し
「問題の除線技術」に寄与することはあるまいか。
もしくは現在のFUKUSHIMAで日進月歩しているという除線技術を応用し
都内の車両にクリアな空気をもたらすことはできまいか。
そう。満員電車ことTOKYOと除線タウンことFUKUSHIMAの共同戦線である。
両者が対峙する「見えない敵」の攻撃力はケタ違いではあるものの
「インビジブルモンスターをバスターしようぜ!」という取り組みの方向性は同じはずだ。
つまり、「ライトな除菌/ヘビーな除線」という両端からの技術革新を進めることができれば
TOKYOはライト級ながらもヘビー級の破壊力を持った除菌技術を手に入れ
FUKUSHIMAはヘビー級ながらもライト級のスピードを持った除線技術を手に入ることができる。
ここにおいて日本は「見えない敵に負けない国」というオリジナルブランドの形成に成功し
世界に先駆けた「見えない敵用の技術」は車やテレビをしのぐ次世代の輸出産業となり
国際社会で名実ともに新たな立ち位置を切り拓くことになるわけだ。
そう。「インビジブルバスター・ジャパン」の誕生である。
まことにめでたい話ではないか。
というわけで、、、
FUKUSHIMAに仕事で滞在し、感受るところがあったので一筆したためた次第です。
目に見えないものほど大事だぜ!
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