毎日、しらとりが書いて、まるやまが描くブログです。

2011年5月20日金曜日

4/6 never give it up






2011年
4月6日(水)
残尿感アリ





never give it up



仕事後、社長とジンギスカンへ。

「この店、ぜんぜん臭くないんだよ」

最近会社の近くにできた店で

試しに入ったら思いのほかうまかったらしい。



「ほら、オレ、北海道じゃん」

「はい」

「羊ってけっこう臭いんだけどさ」

「ええ」

「新鮮なのかな—、ここの肉」

「ほう」

「うまいんだよっ、ほんと」

「へー」



<盛り>の効いた話に気のない返事。

大人のフリルがふわりと舞う。

出てきた肉はご想像の通り。

ラームーな獣臭が鼻を突く。



でも

そんなのもちろんどうでもいい話し。

普通のジンギスカンで問題ない。

大人のフリルが鉄板に落ちて

キレイに焼けるまで待てばいい。



しかし、社長はあきらめない。

「肉が違う」「タレが違う」「この前と違う」と

サングラスの奥がギラリと光る。



挙げ句、「カルビ用のタレ」を追加で注文し

すでに下味がついた肉をカスタマイズ。

ひたひたと羊がおぼれるほどタレをつけ

「うん。いっぱいつけるとウマイな」

渾身のサムズアップだ。



「さあどうぞ」と満面のドヤ顔。

そのメンタリティに感服しつつ

食べた肉はしょっぱかった。

ご馳走様です。

勉強させていただきました。













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