4月6日(水)
残尿感アリ
never give it up
仕事後、社長とジンギスカンへ。
「この店、ぜんぜん臭くないんだよ」
最近会社の近くにできた店で
試しに入ったら思いのほかうまかったらしい。
「ほら、オレ、北海道じゃん」
「はい」
「羊ってけっこう臭いんだけどさ」
「ええ」
「新鮮なのかな—、ここの肉」
「ほう」
「うまいんだよっ、ほんと」
「へー」
<盛り>の効いた話に気のない返事。
大人のフリルがふわりと舞う。
出てきた肉はご想像の通り。
ラームーな獣臭が鼻を突く。
でも
そんなのもちろんどうでもいい話し。
普通のジンギスカンで問題ない。
大人のフリルが鉄板に落ちて
キレイに焼けるまで待てばいい。
しかし、社長はあきらめない。
「肉が違う」「タレが違う」「この前と違う」と
サングラスの奥がギラリと光る。
挙げ句、「カルビ用のタレ」を追加で注文し
すでに下味がついた肉をカスタマイズ。
ひたひたと羊がおぼれるほどタレをつけ
「うん。いっぱいつけるとウマイな」
渾身のサムズアップだ。
「さあどうぞ」と満面のドヤ顔。
そのメンタリティに感服しつつ
食べた肉はしょっぱかった。
ご馳走様です。
勉強させていただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿