毎日、しらとりが書いて、まるやまが描くブログです。

2010年9月13日月曜日

8/7






2010年
8月7日(土)
晴れ





ハーコーキャンピン葉山。



昼、二日酔いのまま逗子へ。

クランデーロのM氏とスーパーダムのJ夫婦と待ち合わせ

葉山で開かれるというホームパーティーに向かう。

ファサードの付いた白壁の洋館

スプリンクラーが虹を作る芝生の庭

よく躾けられた青い目のシェパード

ジャグジーで遊ぶビキニなギャルたち。

これぞ葉山といったセレブなイメージに胸が高鳴るも

着いた先は水道なし、ガスなし、電気なし

ぶっとい中指がビシッとそそり立つ、リアルゲトーな山小屋であった。



車一台通るのがやっとの急で曲がりくねった坂道を上ると

山の斜面に見事なツリーハウスが連なっている。

樹木をそのまま利用した5棟ほどの小屋はすべて手作りだ。

それが斜面に沿って階段状に建てられ、一列に連結している。

まるでこどもの頃に夢見た秘密基地のようである。

農家の納屋のような粗雑な作りではなく

北欧の木こりの家を思わせるシンプルなデザインもいい。



倉庫を改造した住居の横には平屋一戸分くらいある巨大なステージが建てられ

家主のM君がサウンドシステムをセッティングしている。

積み上げられたスピーカーからはフェスばりの爆音が響き

蝉やらなんやら、いろんな虫がそこら中で鳴いている。

時間はまだ夕暮れ前だ。

落ちかけた日差しの中、半裸の男たちが準備に追われ

それを名古屋コーチンが背後から襲う。

そんな光景をビール片手に眺めていると

タイの田舎のパーティにでもきたような妙なトリップ感があった。



そしてこの日一番釘付けになったのは

地元の漁師さんが持ってきた獲れたての魚介類だ。

TシャツでいったらXXLくらいの巨大なサザエやアワビが大量にあり

それを片っ端から焼いていく。

金網の上、ジュウジュウと汁がこぼれ出したらゴーサイン。

貝殻に気をつけながら蓋を取り

肝が切れてしまわないよう慎重に中身をえぐり出す。

ブリッとした巨大な肝に、自然とまわりからも歓声が上がる。

飲み屋でたのんだら1個1,000円くらいだろうか

とか考えながらも一口で食べてしまう。

肝の苦みが口いっぱいに広がる。

いつの間にかおかわりも焼けている。

今思い出しても腹が鳴り出すくらい最高だった。



その他の記憶はほぼ汗となって流れ出し

覚えているのはDJヘッタクレさんだけ。

ガッデムな夏、満喫スまスた。









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