2010年
5月26日(水)
雨
アフター5はうきうきウォッチン。
五所純子さんの「味平」をDOMMUNEに見に行く。
※五所さんは「スカトロジー・フルーツ」の著者。「味平」は大まかにいうと料理番組。
ゲストは本物の犬(ポインター)。
告知から120分間クッキングでの惨状がありありと想像できたため
それをいったいあの可憐な女性がどうさばくのだろう?
という放送事故待ちのスケベ心が鎌首をもたげ
糞忙しい水曜のオフィスから身体を無音で脱出させた。
19時5糞前にスタジオ到着(意気込みすぎてて恥かしい)。
雨のせいか、スタジオ観覧席でピュアな客は僕ひとり(その後続々来客しました)。
今回のテーマは「五代綱吉からの」で
松本弦人さんが以前飼っていたお犬様のためにビビンバをつくり
一緒に食すというものだった(なぜビビンバ?)。
巨大なポインターの前にガスコンロが置いてあるあたり
そのあやうさがロックなのか。
一方カメラマンは宇川さんと弦人さんという超贅沢な空間。
「カメラを前にひとりで話す」とかとんでもなく無理な自分は
今まさにカメラを向けられひとりで話している五所さんの綱渡りぶりに羨望と畏怖。
ポインターを制しながら片手でフルーツ(おやつ)を切り
飛びつかれながらもお手を要求するそのグラビア魂にしびれまくる。
もちろんお犬様は2時間もじっとしているわけはなく
いよ!待ってました!とばかりに成人男性級のデカチンから
ジャバジャバーと聖域(フロアー)に大量の放尿。
「明後日ここでジェフミルズだよ」と
宇川さんが生でつぶやいていたのが感慨深かった。
3回におよぶ放尿のたび、せっせとフロアーを拭き
その手で野菜を切り、切った野菜を片っ端から食われ
カメラに向かってしゃべり、乱れた髪の毛もなおさずタバコを吸う。
そんな五所さんがカラダを張っている若手芸人に見えなくもなく
心のなかでは最後のオチを想像して200%のエールを贈る。
願わくば、20:55という奇跡のタイミングで生ウンコが投下され
それを完成したばかりのビビンバの上にひょいと乗せ
「以上、五所純子のスカトロジー・クッキングでした。おやすみなさ〜い」
と笑顔で手を振る瞬間3分間クッキングのテーマが流れエンディング
とか見て〜!と妄ずるもやはり叶うわけはなし。
次回は生ものを食べられない女子を集め
五所さんがオルタナティブな寿司を握りながら
オルタナティブな音楽や作品を紹介する
「オルタナ寿司」とかやってくれないかなー(やんないか)。
え〜と、五所さんは最後まで上品で美しかったです(念のため)。
あと、本を買いたいと申し出たらサイン付きで郵送してくれるとのことで
地獄の3丁目からいきなり現世に帰還。
雨の中、恵比寿までスキップして帰りました。
その後会社に戻りガリガリッと原稿書き。
終電に飛び乗り、禁酒中のまるやまさんと東中野へ。
うまそうに飲んでたので良しとします。
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