2010年
5月10日(月)
晴れ
カズオイシグロの「日の名残り」を読み終える。
「こんなに哀れみ深く男が泣く話を、私は今までに読んだことがない」
と巻末の解説に丸谷才一が書いていた。
妙に静粛な気持ちになり、くだんのアレもせずおとなしく就寝。
すると淫乱きわまりない夢想の世界へ。
祖父の家の屋根の上で酒池肉林とはどういうわけか。
黒いドレスを着た夢の女は誰だったのか。
夢の中ですら無邪気にはしゃげず、起きたら雨。
<私は官能を殺せと勧めるのではない。私が勧めるのは官能の無邪気さだ>
ニーチェ
毎日、しらとりが書いて、まるやまが描くブログです。
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